01.22.10:33
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05.31.20:35
【鈴鹿の妄想日記】
あの程度の賊にやられてしまうとは情けないの。 儂が代わりに戦いたいくらいじゃ。 さてと、雀鷂と下水子。 大河は、疲れて寝てしまったから、そこの川で汗でも流さぬか? 鈴鹿が、へたれて座り込んでいる雀鷂と下水子に目をやる。 先程の戦闘で二人とも疲れ果て薄汚れている。 下水子は元からか…。 雀鷂「えっ、でも…」 なーに、大河はすっかり寝てるから心配はいらぬよ。 下水子「あんな汚い川になんか入れないよっ!」 下水子は美醜の感覚が、通常人と逆転しているようだ。 ほれほれ、二人ともつべこべ言わず、脱いだ脱いだ。 ここにこうして水着もちゃあんと用意してあるからの。 いつの間に用意したのか。 雀鷂「いやっ、ヤメテ、鈴鹿さ・・あっ」 鈴鹿が雀鷂の黒いコートの端を引っ張る。 雀鷂の黒コートの下は、どうなっとるんじゃ? ふむふむ、うぬっ、これは! はいてない! どころじゃなくて つみたんの黒コートの下は全裸 コートを取ると靴と靴下だけとは、マニアックじゃの。 ほれほれ、この水着をつけるのじゃ。 それにしても、雀鷂もなかなか育っておるのぉ、ぐふふ。 次は下水子じゃが。 ヤダーヤダーと嫌がる下水子をむんずと捕まえて剥がしにかかる。 下水子は、ブルマなんて履いとるんか。 下水子「うん、前に住んでたところで拾ったのだっ!」 ブルマの下は、何にもはいてないのか。こやつもマニアックな格好をしとるんじゃの。 さて、下水子はこのままでいいじゃろ。 下水子を丸裸に剥いて、そのまま川にポイッと放り投げる。 背中から着水して、ぎゃぁと悲鳴を上げる。 下水子「ヤダヤダ、気持ち悪いヨー」 川の中から転がり出て、川辺の泥の中にもぐりこむ下水子。 前より汚くなっておるではないか。 下水子の慌て様に鈴鹿がガハガハと笑い、雀鷂もつられてクスクス笑う。 そんな平和な遺跡の昼下がり。 ※ ※ 下水子「なぁなぁ、雀鷂。大河から鈴鹿に変わったかと思ったら寝ちゃったぞ」 雀鷂「きっと疲れとるんよ、起こさんとき」 下水子「鈴鹿笑ってるなっ!」 雀鷂「そうやね。幸せそうな顔してはるわ。どんな夢を見てるんやろね」 そうして遺跡探索の夜は、平和に更けていく。 大河「えーと、オレの出番は?」 【大河の偽島妖怪ファイル】 file2 個体名:ベッドの下の殺人鬼 種別:都市伝説 属性:CHAOS-DARK 迷惑度:★★ 危険度:★★★★★ 備考: ジェットババアや赤マント等と同じ都市伝説系妖怪に分類される。 これらの新しい妖怪は、古来からの妖怪と区別するために、都市伝説系として分類されるが、 基本的には人間の恐怖心から発生している妖怪という意味では、同種のものである。 古来の妖怪と大きく異なる点は、より猟奇的な面が強いと言われている。 この『ベッドの下の殺人鬼』については、目撃例が少ないため詳しいことは、よく分かっていない。 PR
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